仮想通貨を現金で購入し、売却した場合

税金関係

こめ59(@snackpanda_)です。

今回は「仮想通貨を現金で購入し、売却した場合」にかかる税金について説明します。

こめ59
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具体例を使って、できるだけ分かりやすく説明するよ

現金で仮想通貨を購入し、売却した場合

例えば、下記のような取引があったとします。

  1. 1月1日に、現金500円で、5XRP(1XRP = 100円)を購入した。
  2. 1月25日に、現金700円で、5XRP(1XRP = 140円)を売却した。
こめ59
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この時にかかる税金について整理してみるよ

現金で仮想通貨を購入しただけの場合、非課税

現金で仮想通貨を購入しただけでは、税金はかかりません。

つまり、「1月1日に、現金500円で、5XRPを購入した。」部分にかかる課税はありません。

こめ59
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仮想通貨を現金で買うだけなら何回購入しても課税されないから安心してね。
でも、「仮想通貨で仮想通貨を購入する場合」は課税されるから気をつけてね!

仮想通貨を売却して、利益が出た場合差額が課税所得になる

仮想通貨を売却して、利益が出た場合に初めて税金がかかります。

利益の計算は

 売却価格 – 購入価格 – 経費 = 利益

で行います。
今回のケースでは、

 700円(売却価格) – 500円(購入価格) – 0円(経費) = 200円(利益)

の200円の部分に対して課税されることになります。

この場合の所得の種類は、基本的に雑所得である

仮想通貨の売買によって得られる所得は、基本的に雑所得である、と言われています。

雑所得の場合、年間の利益の累計が20万円を超える利益が出た場合、確定申告が必要になります。

暗号資産取引により生じた利益は、所得税の課税対象になり、原則として雑所得(その他雑所得)に区分されます。

暗号資産に関する税務上の取扱いについて(情報)【国税庁】

このケースの経費の例

雑所得の場合、必要経費を利益から引くことができます。

今回のケースの経費として考えられるのは、例えば

  • 仮想通貨の購入に当たって、Coincheckに現金を入金した時に、振込手数料が100円かかった
  • 仮想通貨の売却に当たって、手数料が50円発生した

などです。

これらの経費が発生したのであれば、利益から経費を差し引くことができます。
今回の場合、

 200円(売買益) – 150円(経費) = 50円

が利益となり、50円に対して課税されることになります。

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今回の説明は以上だよ

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